先日、マセラティクワトロポルテをデスティーノさんから購入したK島さん。いよいよマセラティとの新しい生活がスタートしました。洒落たホームページなら「Dolce Vita!!」なんてコーナーを臆面も無く書いてしまうのでしょうが実情はそうじゃないですよね。「ディーラーがやってくれたメンテナンスは本当に大丈夫なのだろうか?」とか室内で「ミシっ!」なんて音がすれば人によっては心臓が止まるほど心配したりするものです・・・。 K島氏のクワトロポルテは幸いなことに購入元のデスティーノさんが納車整備をしっかりやってくれていたので問題なく順調に走っているようです。ではK島氏から聞いたマセラティとの辛い生活をちょっとばかり公表しましょう。 (ハイ、正座っ!!)
報告その1 加速
納車された週の水曜日、世の中は「早帰りDAY」です、K島氏は「今日さ〜。家帰ってマセラティ乗ってみようと思うんだよ」なんてターボの加速で帰宅していきました。翌日、出勤して開口一番、「おいおい、速いよ〜マセ!!」ときました。何でも目白通りを走行していてビトルボ(ツインターボ)の効きを試したくてアクセルにムチを入れたところその加速は氏曰く「ロケットのようだったよ」だそうでアッという間に140km/hを越したんだそうです。(お分かりになりますか?ポルシェで東名高速を200km/hで走ったのではなく、目白通りをマセラティで140km/hというところがミソなんです!!免許証のきれいな方は真似してはいけません)
報告その2 ガス欠
納車されて半月ほどして、K島氏は会社でのゴルフコンペに初マセラティで参加です。メンバーを乗せてゴルフ場へ行きました。社内の仲間たちからの評判も上々、スコアーもそこそこで大満足だったとか・・・。早めに帰路についたK島氏、あまりの気分のよさに自宅を素通りしてカーショップなどをハジゴしていたそうです。このへん車にこだわる人にはわかりますよね〜気分爽快だったのでしょう。しかしある交差点を曲がったところでエンジンが突然吹けなくなり息つきをはじめました。K島氏「ああっ、電装系がやられたのかな?じゃぁ点火系に問題発生か?」以前からマセラティの知識には長けていたK島氏です、これまで目にしてきた不具合の記事がファイリングシステムのごとく頭を駆け巡ります。一瞬BMWの悪夢までもが・・・あの時もディーラーへの持ち込み修理直前でウォーターポンプがハジケたのでした。もう心臓パクパク、冷や汗タラり、足までガクガク、オマケに奥さんの顔までが出たり消えたり。この間わずか数秒なのですがとても長く感じられます。とにもかくにも運良く警察署があったので歩道にマセラティを乗り上げ駐車させてもらい冷静に考えました「チャージランプは問題なく動いているし(イタ車の場合ウソかもよ〜)で、自宅近くで付きはじめていたガソリン警告灯を思い出します。「でもどう見てもあと針2本分は残っているから大丈夫なはずなんだけどな」 これが国産車やどドイツ車であればそうなのですが、イタ車であることを冷静に考えなければなりません。立派なガス欠だったのです。警察署前でこん棒を持って警邏している門番の方に「あの、あの、ガス欠なんですが・・・・」と話しました。K島氏曰く「ちょっとだけさ、ガソリンを分けてくれないかと思ったんだけどね」 ムリです!!支払った反則金がこのような形で有効に活かされるはずが無いのです。税金ですしね!!警察官 「じゃぁね、近所でこの時間営業しているスタンドを調べてあげるから」と教えてもらい出張給油10リッター!!(+出張費1000円)おそらく練馬区内で最も高級なハイオクだったに違いありません・・・・。マセラティは満タン80リットル、針が2本分も残っていれば普通の感覚なら10リッター前後は残っていそうなものです。聞けば納車時に給油して以来一度も給油していなかったそうで、そりゃわからないよな〜
注 私のように格安中古車を乗り継いでくると乗り換えた車の各メーター誤差の確認は一番初めに行う作業の一つです。タコメーターの針の振れ方やシフトタイミング。スピードメーターの動き始めとか。オーナーであればおわかりかと思いますが、ドイツ車などは計ったように正確ですよね。これはメルセデスに限らずオペル、アウディ、ゴルフにしても警告が点き始めたら残っているガソリンはマニュアル通りの残量しかないことが殆どです。これには諸説があるようで、アウトバーンを走るためにはこれだけの正確さが求められるからとか、世界へ向けての輸出車なので地域によってはガス欠が死活問題になりかねないからとかです。でもドライブコンピューターはドイツ車がシンプルで使いやすいと思いますが皆さんはいかがでしょうか?国産車のように警告灯が点いたり消えたりをしばらく繰り返すことはなく、警告残量になったら正確に点灯して再び消えることはありません。
私の愚息FIAT126に至っては満タン22リッター。警告灯が点いた所で給油しても毎回入る量はマチマチです、ある時は12リッターで満タンになったり(10リッターも残っていて点くあたり、だらしなくて自分を見る思い!!)また、ある時は「ふふっ、毎回騙されるかよっ!」なんて粘って粘ってアクアラインを通過して給油したら21リッター入ったなんてこともありました。燃費をエクセルデータで管理しておいて季節変動などを見ながら走行距離で判断するのが最も正確かもしれません。逆もまたしかりで、スタンドで給油しても針が満タンを示さないなんてことはしょっちゅうです。給油後メーターを見ると針は3分の1のあたりで止まったまま。「ホ〜ラ、出たっ!!」なんてしかめっ面で屋根をつかんで数回ゆすり、キーをオンにすると何事も無かったように戻ります。ただこの「儀式」は傍目には異様に見えるようですが・・・・。
報告その3 タッチアップペン
クワトロポルテのオーナーになって一ヶ月、そのグラマラスなナイスボディーに見とれていたK島氏、「ある意味これもコークボトル的なデザイン・・か?」なんて考えていました。まぁ、

本当にあるミラノコーラ!! |
イタ車ですからペプシ、コカではなくやはりミラノコーラなのでしょうが。惚れ惚れしながら何気なく運転席のドアーを開けると「おおっと、なんだこりゃ!!」K島氏にとっては見てはいけないものが目に飛び込んできたのです。Bピラーに運転席ドアがぶつかってできた塗装の剥がれがっ!!!おそらく以前ドアの重みでアタリが悪かったのでしょう。休み明け出社したK島氏から早速 「タッチアップペンはあるかな?」と聞かれました。最近はメルセデス、BMWなど正規輸入されている輸入車のタッチアップペイントはよく見かけますが冗談でも「マセラティ」はカスッた記憶もありません。近似色で間に合わせるしかないのでは?とアドバイスしました。K島氏は考えました。「そうだコーンズならあるかもしれない」確かに国産車でもディーラーで販売されていることがあります。早速コーンズに電話を入れたのでした。以下K島氏とコーンズさんとのやり取り。
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コーンズさん 「はい、コンーンズでございます」 電話窓口の女性
常々、大手企業を担当しているK島氏、電話窓口の女性の口調、落ち着きはさすがベントレーを売る会社だなといたく感心したそうです。
K島氏 「あの、マセラティクワトロポルテの塗装のことでお聞きしたいのですが」
コーンズさん 「それではサービスの者にかわりますので少々お待ち下さい」
・・・待つ事数分
コーンズさん 「あっ、はぁ〜?はいっ?代わりましたが?」
K島氏曰く、直前までラチェットを回していたに違いないだろうという
感じだったそうです。年のころは50歳代ではとのこと。
K島氏 質問内容をこと細かく説明・・・・・・。
コーンズさん 「タッチアップペイントぉ?無い、無いですね!」
「フェラーリ、マセラティにはこういうペイントはないから」
K島氏 「純正部品として、本国での設定がないのですか?」
コーンズさん 「無いねぇ・・」 即答!
K島氏 「色番号をもとにして、国産車の色でカバーデできるようなデータはありま
すか?」
コーンズさん 「・・・・わっか、わからないなぁ〜」
K島氏 「それでは何か良いアドバイスはないですか?」
コーンズさん 「そうだね、じゃぁね、外車を売っているところへ持ってって色を合
わせてもらって!!それが一番だね」
K島氏 (ダメだこりゃ・・・・コーンズって外車屋さんだと思ってたけど・・・」
「ありがとうございました、大変失礼しました。」
帰ってきたK島氏「あのね、コーンズさんではあまり建設的なアドバイスはもらえなかったよ」・・・・・・ある意味当然といった感じもしますが。コーンズさんの実に的確なアドバイスには感動すら覚えてしまいます。K島氏はコーンズさんの顧客ではありませんし、車を趣味にする方を顧客対象にしているといってもあまりにも客層が違い過ぎます。これがコーンズさんの顧客で次にコンチネンタルGT(TOPページから画像を確認できます)を購入しそうなお客さんやエンッオを即決できそうな信用枠をもっている会社のオーナーさんだったら「すぐに弊社までお持ち下さい」という話です。K島氏の話では長年お世話になってきたBMWではサービスセクションに質問受付専門の方がいて、ユーザーからの問い合わせに的確に答えてくれるのだそうです。さすが「バイエルンの良識」ですね。ヤナセさんのケースでは他のお店で購入したメルセデス(但し正規販売車)でも気持ちよく応対してくれ、引取りのときは洗車してくれた上、サービス責任者がブルーの白衣を着て修理の経緯を説明してくれます。こちらも流石!!これを別名「ヤナセマジック」と呼びます。自分の年収を2倍くらいに錯覚させてくれる魔法なのです!!オペルで来たのにメルセデスのオーナーと同じ扱いを受けると「俺が乗らずに誰が乗る・・・!!」なんて気になるから不思議です。で、メルセデスなんかサラリとカッコ良い(展示会の時は赤ジャケットだったりする)営業マン氏に薦められ良い気持ちになっちゃうと危険です。例えば、ヤナセ世田谷店には環八外回りで行かないと二子玉川の高島屋SCで余計な買い物をしてしまいます!!(怖) やはり外回りでしばらく走った後は八幡山そばのドンキホーテを見て我に返らないと危険です!!おっと、寄り道し過ぎました・・・・
K島氏と話して「では専門店のデスティーノさんならアドバイスをもらえるかもしれませんね」ということになりました。当然究極の答えとしては「当社にお持込下さい」という返答を覚悟してのお話です。以下デスティーノさんとのやり取り
K島氏 「こんにちは、恐れ入りますS氏はいらっしゃいますか?」
S氏 「ああ、K島さんどうかされましたか?」
K島氏 質問内容をこと細かく説明・・・・・・
S氏 「K島さん、修理するところって小さいんですよね、お話をお聞きすると自分でやれ
そうですがご自分でやられますか?」
K島氏 「できるなら自分でやりたいのですが」
S氏 「K島さんのクワトロポルテはロッソオリエンテでしたね、(数秒の間)ならマツダ社
の○○○マイカと同じマツダ社の□□□マイカをそれぞれ同量合わせればほぼ
オリジナル色になりますので市販されているもので都合が付きますよ。頑張ってみ
てください」
K島氏 「あっ、ありがとうございました!!」
憑き物が離れたように晴れ晴れとした様子でK島氏が帰ってきました。私達が望んでいる返答はこういう内容だったのです。それより流石専門店ですねデスティーノさんは!!(ちなみに私はお客でもなんでもありません)第一お客さんを見て対応できるあたり、手離れのよいお客さんだけを相手にしていれよいのでは?と考えてしまいますがとことん付き合っていくところがエライ!!聞けば販売しているマセラティの8割はデスティーノさんのお客様からお客様へ引き継がれて購入されるので車の素性や整備状況は殆どわかっているのだとか。車種に関係なくこのようなお店が多ければ安心して外車に乗り続けることができるのでですが。
なにはともあれ良かったですねK島さん!!
まだまだK島さんのマセラティーライフは始まったばかり、これだけでなく他にもいろいろ起きているようです.えっ?もうなにか起きてる?それでは5ページに飛んでいただきましょうか!!
(C) sestocalende 2003.4.13

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